【クサナギツヨシを考えるキーワード/蒲田行進曲2000以前】 キーワード抽出自体基準が定かではないことをお許しください。が、とりあえず、考える手だてとして、何の加工もせずにアップしてみます。なお、蒲田行進曲2000観劇以前と以後で変わる、もしくは新しく出てくるキーワードがありそうですので、蒲田2000を境目にわけてみます。
クサナギツヨシではなく、ヤスなのに、やはりクサナギツヨシである
よくわからない
堰を切ったもの
矛盾
絶妙のバランス
自然
共感
舞台が一番あってる
揺さぶられる
心がひとつに重なるまで
頭の中に入り込む映像
生なましい
目の前にいる人の生の感情そのもの
人を信頼して自分をゆだねる勇気
マイペース
諦めない
妥協を許さない
環境で変わる
学ぶ姿勢
彼本人を身近によく知る人から見ると、どの役も彼そのものに見えるのか
役と自分との共通点を引き出す
役作りはあまり考えない
感情の流れを役に合わせて無意識にコントロールできるのでは
体にズドーン
(小夏とヤスのシーン)頭でせりふを追うより心で聞く
無
クサナギツヨシという入れ物に人格が入り込む
その人として息をする
吸収力
いい役者と共演できるラッキーを自分のものにする
こころにずしんと落ちてくる気持ち
役に寄り添っている
本当の「強さ」を持っている
後ろを向く勇気、後ろを向いて自分の足跡を確かめて、そのうえで前を向いて歩いている
自分の弱点や欠点をさらけ出し、向きあえる芯の強さ
他人に言われてやったほうがうまくいく
わたしたちの中にある感情というものを直接動かしてしまう
ツヨシというまったくの他人を通しているのに自分の中にある感情が自分で動いたかのように動く
無色透明
宝石の原石
切ない実感
メッセンジャーはターニングポイント
感情が塊になってぶつかってきた
(彼自身が)少ないと言う彼の引出しは一つ一つがとても深いのではないか
体が動かせなくなって金縛り状態
気づいたらわたしの心はヤスと重なっていた
ツヨシを見ていると、恥ずかしくて言えないようなことも言えるような気がする。自分に素直になれる気がする。
彼の表情
役のその感情を見ている人にそのまま預ける
彼の顔は作品も女優も選ばないのではないか
あの顔に説得される
彼は相手役をうまくさせる、その上にCUTEにさせる
オリジナル
型どおりのマネができない
要領がよくない
心を伴わない行動に対する抵抗がほかの人より強い
頑固
本物でさえあれば自分の中の負の感情も受け入れる
物まねが苦手なために、彼という人間を通すと全部草なぎ色にかえてしまうのかも
未完で変わりつづけるので予測を裏切られる。裏切られたにもかかわらず、その草なぎ剛はなにより草なぎ剛らしいオリジナル
人間の情けないところも醜いところも全然隠そうとしない
怒っても泣いても、彼を取り巻く空気はどうしてあんなに優しいのだろう
無意識のうちに同化していく
クサナギツヨシは物まねのうまい人にとっても真似するのが非常に難しい
同化した彼には、誰も踏み込めない
クサナギツヨシはクサナギツヨシにしかなれない完璧なオリジナル。
ニュートラルな存在。プラス100とマイナス100のバランスでゼロにとどまっている。おおきな振幅。
その世界を支える屋台骨として機能している。
なんで上手くなったんだろう?
子供のような想像力
ウィレム・デフォーがインタビューで言っていた「昔経験した悲しいことを思い出して泣く、という演技にはもう興味はない」という言葉
置かれた場所によって、屋台骨の形を自在に変えている
「ニュートラルで居る」という天賦の才能
横内謙介氏が「大きくも小さくも響く事のできる」
ドラマのクサナギさんよりも舞台のクサナギさんの方が圧倒的に凄い
人の心の「光」と「闇」を同じぐらい知ってる
裏表のない素直で不器用な人
「クセがあるけどニュートラル」な役者
クセがあるのになんでも出来ちゃう
「努力」が見えないのが良い。(横内謙介:蒲田行進曲パンフ)
「異端性」
彼は、どんな魔法を使って空間を構築しているのか?
「愛される役者であること」
ジーンズとかカレーの作り方といった「日常性」に執着
「優しさ/冷たさ」「温厚/激しさ」というような対立する二つの要素が、振幅をしながらバランスを取っている
言葉に感情をのせる時、彼は演技することをやめる
「君はいるだけで間が持つよね。しゃべらなくもいい。」 (ビートたけし)
目じりにあらわれるヒト
「いつか見てろよ」
「愛されること」に慣れていないからそれを人から注ぎ込まれた時、嬉しくって嬉しくってしょうがない。
「SMAPにいること」で、彼は絶対に「スター」にはなれない。だけど「SMAPにいること」で彼は同時に「スター」になる事も出来ている。
「スター」であるのに「スター」でない状況、立場。
実のある一言
『無垢』
クサナギさんの声
オーラの形や強さを変えることで、常にクサナギツヨシでありながらその役に成っているように見えるのではないか
映画青年がスターを夢見ている感じ
彼の演技は、「事実を真実」に変える
性別の希薄さ
「大人なんだか子供なんだかわからない人だ」
ストイック
ダンスのような、歌のような語り口調、一体どの時点で、このメロディーは”作曲”されたのだろうか
「スター」じゃないから「オーラで他を圧倒することが無い」ため「操る空間を周囲に影響」できる?
「精神の解放」
「草なぎ君は昔のスターさんと同じタイプ」しかし昔のスターが持ち得なかった「現実感」を持ちあわせている人
舞台の持つ主題(テーマ)そのものの「空間」と「リズム」を作り得る人は「主役」を持って他にないと思います。
「スター」が分からない
「スター」にヤスはできない?
「異端性」
役所公司さんに似ている