「フードファイト第一回 感想」
〜行間を読む〜

川本 千尋

 すみません。異様に長いです。整理しようと思いましたが、もうこのまま載せます。今回のドラマの感想は、毎回錯乱して終わりそうです。

 エンタテイメントは見るものに一般教養を要求します。

 たとえば、江戸時代の庶民が楽しんだエンタテイメント、落語。現代とは異なり、文字の読み書きを知らぬ人がたくさんいた時代からの娯楽です。しかし、忠臣蔵を知らなければ『七段目』のおもしろさはわかりません。

 『フードファイト』が見る者に要求する一般教養は“マンガっぽさを体で知っていること”です。あくまで“ぽさ”です。
 
 第二話を見終わった瞬間の感想は「……マジやばくないですか……」でありました。ここまで話がバラバラの脚本は、いくらなんでもまずかろう。ここで脱落する人が続出するのでは……と暗澹たる気持ちになりました。
 しかし、明るい材料もありました。クサナギツヨシが落ち着いてきたのです。よい表情が随所にあり、滑舌も格段によくなり、途方に暮れているのではないか(笑)と思われた第一話とはずいぶん違いました。いくらかホッとしました。

 とはいえ、全体的にはNGでしょうこれは、と思っていたら、友だちからのメールや電話の評判がえらくよいのです。「今週はよかった」「ちょっとジーンとしちゃった」と言われて、第一話とは違う混乱に陥りました。
 それで、改めてビデオで見直してみました。不本意なことに、クサナギツヨシのモノローグで泣いてしまいました。
 ああ、一話の「どうしよう、おもしろかった」に続き、またもや枕詞がついてしまいます。ええ、二度目の視聴で、ではありますが泣けました。でも、不本意なのです(笑)。「不本意ながら、泣いてしまった」のであります。

 二度目だからでもありますが、けっこう“拾い見”をしてしまったんです。好きなシーンを繰り返し見るとか。すると、単独で見れば、勝負の最中の心ここにあらずのモノローグは泣けます。チープですが、そういうのが好きな人は泣けます。クサナギツヨシが好きだから、という要素は大きいが(笑)、それ以外の理由もあります。あれはマンガのパターンだからです。“マンガっぽさを体で知っている人”は特に泣けるのではないでしょうか。
 
 少年マガジンに連載されていた『巨人の星』の飛遊馬は、クライマックスの試合で一球投げるのに何週間もかけたそうです。敵バッターの悲惨な背景を思い、自分の過ぎ越し道を振り返り、愛する人の涙をふりきり、夢を再確認し、自らの体に巣くう爆弾を忘れようとし、敵との過去の戦いをなぞり……。それに比べりゃ、ほんの数十分です。
 
 今、「何週間もかけたそうです」と書きました。わたしは『巨人の星』を読んでいません。でも伝説として、何週間もかけた、という話は聞いています。事実かどうか知りませんが、マンガってそういうもんだ、それでも盛り上がってグッときちゃうんだ、すごいんだ、というインプリンティングがあります。
 
 『巨人の星』は敵との対決から目を逸らさずに数週間、ですが、カリカリする敵をしり目に、悠々と自分の信念を辛き通す、というパターンもあります。たとえば『美味しんぼ』のフグ対決。豪華な食材をこれでもか、とそろえる敵に対して、ヒーロー山岡が持ってきたのは老舗ふぐ料理屋の土鍋ひとつ。長年にわたり、極上のフグを煮込んできた鍋には絶妙なダシかしみこんでいて、この鍋で作ったふぐ雑炊はえもいわれぬ風味を醸しだし、圧勝。絶対勝つに決まっているけど、でもどう落とすんだろう、とギリギリまでひやひやさせるパターンは快感であります。
 
 今回の満は、勝負をほうりだしてお姫様の心配をしていたように見えます。しかし、実は確信していたのかもしれません。わざと心ここにあらずを装ったのではないけれど、真剣になる必要がないほど相手の志を見下げていたのかもしれません。友としては愛していても、敵としては。
 
 また、あんなに意固地だったお姫様が簡単に改心しちゃって、みんなも受け入れて、そんなのあり? ありです。マンガにはそういうパターンがいっぱいあるからです。
 
 おお! そう思ったらよくできた話じゃないか!  
 ……念のために申しますが『フードファイト』の脚本を擁護しているのではありません。ボロボロだと思います。真剣に脚本だけで筋を追おうと思ったら「????」の嵐です。二話の一回目の視聴がそうでした。しかしわたしは“マンガっぽさを体で知っている”ので、二回目には脚本の穴も無理も「自分で補修して」見てしまったのです。
  
 もうひとつ、念のため。マンガをバカにしているのでもありません。感動を呼ぶマンガは、まっとうな筆力による筋立てでそれらのパターンを納得させてくれます。『フードファイト』の脚本はそれを怠り、視聴者の「行間を読む力」「補修して読みとる力」に頼っているとしか思えません。
 
 対戦相手のエピソードと新入り少女のエピソードが、まったくクロスしていないのはすごい。
 実はクロスしないのが狙いであり、満は、当人には罪のない少女のことはファイト中に独り言を口に出すほど心配だが、元力士とはかなり近しくつきあったにも関わらず、彼の現状は単なる怠け者の自業自得なのだから何のシンパシーも感じなかった、と言いたかったのでしょうか。だから本気で闘ってこてんぱんに叩きのめし、元力士にそれを気づかせて更正させることができた、と言いたかったのでしょうか。でも、あれは「こてんぱん」でしょうか。彼にとっては子供達がすべてのモチベーションであり、子供の苦難を解決できずに闘っても意味がない、ということなのでしょうか。「努力がなんだ」と元力士がつぶやくシーンがありましたが、では満は努力しているのでしょうか。一話で確かに、ファイト用メニューを食べて研究しているらしきやりとりがありましたが、それぐらいです。だって彼は「生まれながらに完ぺきなフードファイター」なのだから、それこそ努力という言葉が最も似合わない。満のヒーローとしての資質は、生まれつきの肉体と、努力というより、志でありましょう。ぐちゃぐちゃであります。

 うそつき少女は、実は、親に愛されていた、親にウソをつかれたことがなかった、初めてのウソが「寝て起きたときにはピアノを買って帰ってきてるよ、と言ったきり帰ってこない」であった、だから信じたかった、ウソにならないために、ずっと起きている。これはわかります。悲しい話です。「もちろん、彼女の家は裕福じゃなかった」のです。
 「彼女の家は裕福じゃなかった。でも、愛されていた」。そして、エピソードがすべてひっくり返り、視聴者は少女の小さな胸を押しつぶさんばかりの悲しみに驚き、真摯に少女の悲しみに寄り添う満の心の美しさにジーンとするのです。
 しかし、満のモノローグにかぶる少女の家庭。“お嬢様の部屋”なのはなぜでしょう。満が貧しく育っているため、あの程度の想像力しかないのでしょうか。あるいは幼いお姫様がせいいっぱい美化した自分の過去なのでしょうか。中途半端に本当なのか夢なのかわからない豪華さでいいのでしょうか。
 この子の親は「誕生日に目覚めたらピアノがある」と言って、誕生日当日に蒸発したのですよね。それから親戚やら施設やらたらい回しにされる過程で「パパとママが帰ってくるわけない」と言われ続けて意固地になり、彼女の心がすさみ、「ピアノを買ってくれると言った」だけではすまず、「銀食器でなければ食事をしない」だの「スーツを買ってあげるからそこの水たまりで汚しなさい」だの言うようになったのでしょうか。しかも水たまりに至る流れがさっぱりわからない。
 それにしても、蒸発当日が誕生日だったのですから「誕生日にパパがピアノを買ってくれる」ということは、一年経っているんですよね? 彼女はいったい、何日眠っていないのでしょうか。
 裕太のセリフもむちゃくちゃです。「あいつ、うわ言でもウソついてるんだよ」。「ピアノなんかいらない、そばにいてほしい」。いかに、裕太は子供だから真実が見えなかった、というしかけにしたかったにせよ、このセリフでストレートに意味が通じるでしょうか。これで「そうだったのか」と気づく満も間抜けです。

 そもそも最初に宮園夫妻に饗応を受けながら、なぜ土管にいるんだ、元力士。いてもいいけど、なんか理由をつけようよ。本番までほったらかし? 数時間で腹が減るなら手元に置いておいたっていいじゃないか。それに、親切にしてくれた満に言いたくなるだろ、自分がフードファイトってもんに誘われてるって。うれしいんだから。
 
 わたしにはわからない。ああわからない。

 あまりにもわからないので、元の形はできるだけ保ったまま、自分だけがある程度納得できるように無理矢理組み立て直してみました。これではおもしろさは半減するでしょう。でもどうしても、わかりやすくしたいのです。とことんベタ(笑)。変えてほしいなあ、と思ったところは★印、○はそのままのところです。ああそれでも無理ばかりだ(涙)。

★「自分はお姫様で、パパとママは仕事が忙しいだけ。
 パパは明日大きなグランドピアノを届けてくれるわ」と言い張る少女が
 園にやってきた。
 子供たちは「明日っていつだ」「昨日も一昨日も明日明日ってウソばっかり」
 と、彼女を責める。責められてよけいに意固地になる彼女は、ウソじゃない、
 明日は明日よ、明日になればピアノが届く、ホントだもん、嘘じゃないもん。
 自分は本当にお姫様なのだと言い張り、おもちゃを壊したりしてよけいに嫌われる。
 満は直感的かつ経験的に、彼女のウソには何か理由があり、原因は親にあることを、
 信じ、守ってやろうとして麻奈美と対立する。
★宮園夫妻が満を倒せるファイターを見つけた、と、レストランで喜んでいる。
 猛然と食い、小一時間ですぐ餓死しそうになるというファイターの、後ろ姿。
 わざと顔は見せないが、のちほど出てくる元力士であることはもちろんわかる。
 ニコニコと満面の笑みをたたえた会長が言う。
 「チャンプに勝てば死ぬまで好きなだけ食わしてやる。
  ただし、秘密を守れなけりゃ、食う前にのたれ死にだ」
 
※タイトル

★麻奈美は、お姫様がふかふかのベッドでないと眠れないと言っている、と言う。
 「眠れないと言う」ことを嘘扱いすると話がごちゃごちゃになるので切り、
 単なるワガママとして処理、あくまで嘘は「お金持ちなの」と「明日ピアノが届く」
 であり、「うそつきでわがまま」としておく。
○園からの帰り、満はいじめられている土管の中の元力士を助けてごちそうする。
 力士は外国人差別のこと、自分がひたすら食べることなどを語り、泊めてくれ、
 と満に頼む。渋る満。日本人冷たいっっ!
 泊めてやることにする満。
○満のアパートに冴香がやってくる。
 彼女とのシーンはすべてオールオッケー。
 なぜなら、完全に単独のシーンで他とのつながりがないから(笑)。
○園に遊びに来た元力士と子供達が遊ぶ。満のヒミツをばらすぞ、と裕太が脅す。
 困る満。楽しそうな子供達。
★園の夕食。猛然と食べる元力士。ご飯をわけてあげる子供達の中で、料理に
 わがまま放題を言い、「明日ピアノが届くんだから文句を言うな」とまた繰り返し、
 とどめに満に向かってご飯茶碗を投げつけるお姫様。
 子供への怒り(自分の貧しい育ちを思えば当然)と満への申し訳なさから、
 「食べ物投げる、いけない! 満さん、ごめんなさい! ボクのために……」
 と言いかけた元力士、ふりかえった満の顔についたご飯粒を見て理性を失い、
 顔をなめまくる。
○満のアパート。九太郎を食べられたと勘違いするシーン。
○夜中の園。寝静まった子供達の中で紙のピアノを弾いて起きているお姫様。
○満のアパート。寝ている満と元力士。

※提供クレジット

★園におもちゃのピアノを持ってきて「お姫様のお父さんかららしい」と言う満。
 半信半疑ながら受け取って喜ぶ子供達。「お姫様は嘘つきじゃないよ」と言う満。
 しかし「嘘つきはあなたよ。パパは、本物のグランドピアノを買ってくれる、
 って言ったの。あなたが買ったんでしょう? 何よ、こんな安物!」
 とオモチャのピアノを叩きつけるお姫様。怒る麻奈美をおさえて、
 「僕じゃありません。お父さんからですよ。お姫様は嘘つきじゃない。
  僕はお姫様のおっしゃることを信じています」と言う満。
 「信じてる? じゃあ証拠を見せなさいよ」
 「証拠?」
 「そこの水たまりで泳いでみなさいよ」
 「そんなことしたら服が」
 「服なんかパパに頼んでいくらでも買ってあげる。信じてるんでしょ?
  こんな安物しゃなくてうんと高い服をいくらでも買ってあげるわ」
 「でもこの服は……(と説明)」
 「やっばり信じてないじゃない!」
 黙って水たまりに入り、泳ぐ真似をする満。
 いたたまれず、走り去るお姫様。
 (ここで「もうキミの嘘にはつきあわない」を入れてしまうと、
  あとあとのテンションが落ちると思うので、そのニュアンスは表情で)
○麻奈美と園長のやりとり。満はかつて、一番悪くて一番うそつきだった……。
○フードファイト事前診断で出会う、満と元力士。
★語り合う満と元力士。
「いくらがんばっても強くならない」をカット、
「……何をやってもダメでした。
 そんな僕が、やっと勝てる仕事を見つけたんです」
「それがフードファイト?」
「そうです」
「仕事かなあ」
 ……的なやりとりを挿入。
○夜の園。おしっこに行こうとした裕太は「パパ、ピアノなんていらない、
 そばにいて」とつぶやくお姫様の声を聞く。お姫様は起きている。
 「いやなの、こんな硬い布団」。相変わらず憎まれ口。
★園長の部屋でお姫様の資料を調べる満。
 ……ここのやりとりは明らかにおかしい。
 「あいつ眠ってないよ。でも今日だけじゃないよ」
 と裕太が言っているのに、
 「いや、ずっと寝てないはずだ」って、だからそう言ってるって(笑)。
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   ※ここはわたしの聞き間違いでした。山崎さん、申し訳ありません。
    「でも今日だけじゃないの?」なんですね。
    こちらを読んでくださっている方から、
    メールでご指摘いただきました。本当にありがとうございます。
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 うーーーーーん、これはどうすればいいんだ(困)。
 お姫様の両親は、彼女の誕生日に蒸発していた。
 裕太は、園の布団で眠れないなんてワガママだ、と言う。
 それより、満は、「明日、明日」とどんどんつらくなるのがわかっていながら、
 延々と嘘をつきつづける理由が知りたかった。しかし、わからない。
 裕太にフードファイトへのパスを渡して去る。


 ……うーあー。もうめんどくさい! 書く方もめんどくさいですが、読んでくださる方のご苦労を考えずに失礼いたしました。あとは簡単に。
 

★満が気になるのは、お姫様が眠れない理由ではなく、つらい嘘をつき続ける理由。
 最後のインターバルで裕太から「ピアノなんかいらない、そばにいて」
 と言っていたことを聞いて、「明日」が嘘でないことに気づく。
 眠れない、のではなく、眠らないのだ、と。
 パパがピアノを買ってくれない、パパの愛が嘘になってしまう「明日」が来ないように、
 眠らなかったのだ、と。
 “中途半端なお嬢様のお部屋”は、思いっきりお城にしてしまい、目覚めたあとは、
 貧乏とは言わないまでもごく普通のがらんとした民家、に。

○で、以下、そんな感じで(どんな感じだ)勝ちます。(あっさり)
 決めゼリフがあれでいいのかどうか、わかんなーい。
 みんなが仲良くなって、あと、元力士からの手紙。はい、おしまい!
 


 ……ごめんなさい、脚本に文句なんかつけて。文句つけておいて、こんなザマで(涙)。でも、とことん責めるからには自分も恥をかこう、と思ったんです。
 わたしが一番気になっていたのは「嘘」と「誕生日」と「眠れない・眠らない」がごちゃごちゃになっていることのようです。そして元力士への満のスタンス。
 うーむ。“秘密”があるもんだから、満以外の人間の視点で描くわけにいかないし。うーむ。
 
 秘密といえば、そもそも、第一話で染五郎さんのチンピラくんが刺された理由は、「フードファイトって裏社会の危険なものなんだ」とわからせる、そのためだけではないでしょうか。でなきゃ、なんでフードファイトが秘密なのか、誰にもわかりません。賭博だから、というだけじゃ説得力がない。
 
 冒頭、“マンガっぽさを体で知っている”人は、脚本の穴も無理も「自分で補修して」見てしまう、と書きました。同時に、脚本の穴や無理は「つっこんで楽しむ」人のために存在する、とも言えます。真剣に人の気持ちを、ストーリーを楽しもうとする人は、ハナから相手にされていないのかも。ずるい。ずるいけど、うまい。だまされて楽しむこともできるし、だまされないぞ、とつっこんで楽しむこともできる。
 
 ずるい、あざとい。そんな脚本を通してしまい、現場で変えもしない。いや、変えてこの程度なのかもしれないけれど、そんな演出も、ずるい。責められたら「マンガですから」と逃げるのでしょうか。それはマンガに失礼だ。でも、視聴率はそこそことってほしい(汗)。ああ、神様。わたしは汚い人間です、って、また錯乱してしまいました。
 
 いくらクサナギツヨシの芝居が好きだからといって「脚本が悪いのに、ツヨシだけがんばっててかわいそー」とは、現状口が裂けても言えません。演出のせいもあるかもしれないが、たるいテンポをなんとかしなければいけない。もっとイキイキとメリハリつけなきゃいけない。どんな環境でも、そこに置かれた以上はキッチリ形にするのが主役の仕事です。主役なんだから、テーマを背負っているんだから。……でも背負っているテーマが、まだわからないんですが(汗)。
 
 がんばれ、クサナギツヨシ。でも、うまくやろう、と思ってはいけない。うまくやろうとすると、たぶん、できないし(笑)。
 
 つかこうへいオフィシャルページ、有紀と1000日。『銀ちゃんが逝く』開幕を控え、引き締まった文章が並びました。有紀ちゃんへの熱い熱いエールを、懐かしく、うらやましく読みました。その中の一文。
 
 
   上手さなんかで二時間もちゃしない。
  もたせるのはその役者の心の正しさなのだ。
  その心の正しさを華という。 



 これを見て、一昨年『蒲田行進曲・初演』の折り、猫助日記を通じてクサナギツヨシについて語られた言葉を思い出しました。
 
 「衣装だってこれだけですから、何もいらないんです。
  人間性だけで2時間半勝負できるんですよね」
 
 クサナギツヨシ、舞台、ドラマ、映画と踏む場数が増えるに従って、当然「うまさ」や「テクニック」も徐々についているでしょう。それは必要なことだけど、でも、わたしの考え過ぎかもしれませんが、今回の脚本でテクニックに走らない方がいいような気がするのです。井原満はまだまだよくわからない人間ですが、ココロザシはまっすぐ、らしい。
 
 まっすぐ、心正しく。
 それが主役の、最大の仕事なのだから。



 

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